宮島瀬戸めぐり旅

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広島大野産牡蠣 投稿日:2021.02.10

広島県は牡蠣の産地として有名ですが、その中でも廿日市市大野の牡蠣がおいしい理由について。

宮島と対岸の大野の間を大野瀬戸と呼び、多くの牡蠣筏が浮かんでいます。

大野瀬戸には宮島の山から綺麗な水が注ぎ込んでいるので、牡蠣のエサとなる植物性プランクトンが豊富です。

また、潮の干満差が大きく、流れが速いため、身の締まった良質な牡蠣に育つのです。

牡蠣の育て方

卵からかえった牡蠣の赤ちゃんの”傍らにあるものにくっつく”という習性を利用してホタテの貝殻に付着させて、

海岸線の浅瀬にある抑制棚に1年間つるします。

潮が引いて海から上がったり、潮が満ちて海に浸かったりを繰り返すことにより、強い牡蠣に育ちます。

その後、ワイヤーを通し替えて沖合に浮かぶ牡蠣筏につるされ、2~3年過ごして、ようやく収穫となるのです。

牡蠣のシーズンである冬に向けて、夏の暑い時期に種付けや、通し替えなどの準備をすることによって、

大きな美味しい牡蠣に育つんですね。

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